一般によく混同されるのが、「ラブラドゥードル」と「オーストラリアン・ラブラドゥードル」の区別です。ここを取り違えると、期待していた性質や毛質が得られない事態につながります。オーストラリアンラブラドゥードル ラブラドゥードル 違いの核心は、単なる一代限りのミックス犬か、確立された複合血統犬種かという点にあります。
歴史の発端は1970年代半ば、オーストラリアの盲導犬協会に届いた「犬アレルギーを持つ夫のために、アレルギーを起こしにくい盲導犬が欲しい」というハワイ在住の視覚障害女性からの依頼でした。そこで誕生したのが、ラブラドール・レトリーバーとプードルを掛け合わせた初代「ラブラドゥードル(F1)」です。
しかし、F1交配では毛質やアレルギー反応の抑制率、性格の安定性に大きな個体差が出ました。そこで、アイリッシュ・ウォーター・スパニエルやイングリッシュ・コッカー・スパニエル、アメリカン・コッカー・スパニエルなど計6犬種を綿密に交配・固定化し、多世代にわたって改良を重ねて完成されたのが現在の「オーストラリアン・ラブラドゥードル」です。
オーストラリアンラブラドゥードル 抜け毛 アレルギーに関する検証において、被毛は主に「フリース(柔らかい波状毛)」と「ウール(羊毛のような巻き毛)」に大別されます。いずれも換毛期によるごっそりとした抜け毛が極めて少なく、フケやアレルゲンの飛散が抑制されています。ただし、「100%アレルギーが発症しない犬」は存在しません。唾液や皮脂、尿に含まれるタンパク質(Can f 1など)に反応するケースもあるため、事前にアレルギー検査や面会テストを行うことが推奨されます。