多くの人が「勉強や仕事をしながらスマホを見る」というマルチタスクを行っている。しかし、これは脳にとって最悪のシナリオだ。脳は一度に複数のことに集中できるようには作られていない。細切れになった注意は、海馬への情報定着を著しく阻害する。
また、睡眠の重要性も再認識されている。記憶は寝ている間に整理され、定着する。特に、深い睡眠(ノンレム睡眠)のステージで、その日に学んだことが脳の長期記憶エリアへと転送される。徹夜で詰め込んだ知識が翌日には綺麗さっぱり消えているのは、この転送プロセスをスキップしてしまっているからだ。