山梨県東山梨地域を流れる富士川水系琴川の上流に建設された琴川ダム。その人造湖として誕生したのが「乙女湖」です。最大の特徴は、何といってもその標高の高さにあります。ダムの天端標高は約1,498メートル、貯水池の標高も約1,464メートルに達し、洪水調節や水道用水の供給などを担う「多目的重力式コンクリートダム」としては日本一高い場所に位置しています。
2007年(平成19年)に完成した比較的新しい施設でありながら、周囲の大自然と見事に調和した景観が高く評価されています。「乙女湖」という愛らしい名称は、ダム直近に広がる高層湿原の名所「乙女高原」にちなんで名付けられました。真夏でも下界より5度から8度ほど気温が低く、快適な避暑地としても親しまれています。