石川県の入試問題は、全国的にも記述量が多く思考力を問う良問が揃っていることで知られています。石川県高校入試の平均点推移を振り返ると、5教科合計の県平均点は例年250点〜265点(各教科50点台前半)のレンジで推移しており、2026年もこの傾向から大きく逸脱することはありませんでした。
教科別の石川県高校入試の難易度を深掘りすると、以下のような特徴が浮き彫りになります。
・数学:大問1の小問集合で確実に満点を確保できるかが生命線。関数・図形の融合問題における各大問の最終小問は正答率が極端に低く、上位校志望者でも部分点の拾い方が勝負を分けました。
・理科:実験・観察のプロセスを長文記述させる問題が多く、単なる用語暗記では太刀打ちできない構造が定着しています。
・英語:長文読解の語数が増加傾向にあり、条件英作文での減点をいかに防ぐかが得点底上げの鍵となりました。
石川県公立高校の過去問正答率を分析すると、正答率が30%を下回る難問に時間を奪われ、本来正答率60%以上ある標準問題で見直しを怠った受験生がボーダー下位に沈むケースが目立ちました。合否を分けるのは難問の正解数ではなく、標準問題の取りこぼしゼロという鉄則が再確認された入試でした。