園内を歩くと、まず圧倒されるのが「東公園恐竜モニュメント設置事業」によって誕生したド迫力の恐竜群だ。ティラノサウルスやブラキオサウルスをはじめとするモニュメントは、学術的な知見に基づき精巧に再現されており、皮膚の質感や筋肉のうねりまでもが生々しい。2026年の現在に至るまで細かな修繕や周辺植栽の再整備が進められた結果、まるで太古の森に迷い込んだかのような臨場感がさらに磨き上げられている。
一方で、動物園エリアの象徴として長年愛されてきた「アジアゾウ「ふじ子」展示プロジェクト」の記憶も色褪せない。ふじ子が過ごした歴史ある放飼場やメモリアル展示には、命の温もりを間近に感じてきた地域住民たちの深い愛着が宿る。これらに加え、ミーアキャットやすばしこいリスザル、カピバラたちの愛らしい姿を間近で観察できる展示設計は秀逸の一言。すべて無料で開放されているという事実が、改めて来園者を驚かせる。