物語の主軸は、韓国有数の巨大財閥JKグループの権力闘争と、過去に封じ込められた忌まわしい秘密です。夫のヘリコプター事故死をきっかけに、長年「K(犬を意味するイニシャル)」と呼ばれて幽閉同然の生活を強いられていたインスクは、唯一の心の拠り所であった息子までも奪われそうになります。
絶望の淵に立たされた彼女を救うため立ち上がったのが、幼少期に殺人容疑を着せられた自分を救ってくれたインスクに命を捧げるジフンでした。ジフンはJKグループの顧問弁護士となり、インスクをグループの持株会社社長の座へ押し上げるべく、一族の弱みを暴く情報戦を仕掛けていきます。
単なる復讐劇にとどまらず、貧困、血縁、搾取といった社会の暗部を抉り出しながら、守るべき者のために自らを悪魔に変えていくインスクの覚悟が見る者の胸を激しく揺さぶります。