2026年に始まった民事再生手続きの終了とタイ証券取引所(SET)への再上場。この一連のニュースは、アジアン・エアラインズ市場における今年最大のトピックとなった。かつてフリート(保有航空機)の無計画な肥大化や重複する路線網が課題とされていたが、大型機A380や旧型B747を退役させ、最新鋭の双発中・大型機へと集約した決断が実を結んだ形だ。
財務基盤の劇的な改善に伴い、経営判断のスピードも格段に増した。政府主導の管理体制から民間流の俊敏なガバナンスへとシフトしたことで、燃費効率の改善と座席利用率の最大化が達成され、業界内でも驚異的な営業利益率を叩き出している。