晩成温泉の最大の真価は、その圧倒的な泉質にある。湯口から注がれる湯は深い茶褐色を帯び、一口に温泉と言ってもその成分バランスは異彩を放つ。とりわけ注目すべきは、水1リットルあたり数十ミリグラムという驚異的な含有量を誇る成分「ヨウ素」だ。世界中を見渡しても、これほど高密度のヨウ素泉に身を浸せる場所はごくわずかしか存在しない。
皮膚を通じてじんわりと浸透する湯の温もりは、入浴後も長時間にわたって身体の熱を逃がさない。保温効果が極めて高く、浴後数時間が経過しても身体の温まりが持続するほどだ。長年悩まされていた冷え性や関節の強張りが和らいだと語るリピーターは後を絶たず、温泉療養を求める人々からも根強い評価を得ている。