芸能界における名物企画として、数々の大物タレントの素顔を暴いてきた講談社の写真週刊誌『FRIDAY』。同誌にとって、彼の動向は絶好のターゲットであり続けた。深夜の都心、人目を忍ぶデート現場、あるいは突然の直撃取材。
過熱する芸能スクープの渦中にありながら、彼は時にカメラマンに対してユーモアを交えて対応し、時に深々と頭を下げた。ただのタレントとスキャンダル誌という対立構造を超え、過激な取材陣すらもどこか惹きつけられてしまう独特の「人徳」がそこにはあった。紙面を飾る派手な写真とは裏腹に、記事から滲み出る彼の人間味が、読者の共感を生む結果となったのだ。