フレッツ・ウイルスクリアの契約者が最も陥りやすいトラブルが、「セキュリティソフトのアンインストール=サービスの解約」という誤認です。トレンドマイクロ社の技術基盤を採用している本サービスは、パソコンやスマートフォン上のソフトウェアをゴミ箱に入れたりアンインストールしたりしても、NTT東日本・西日本の通信契約に紐づくオプション契約そのものは一切解除されません。
実態調査によると、端末の買い替え時に古いPCからソフトを削除しただけで手続きを完了したと思い込み、月額440円(税込)前後の請求が数年にわたり引き落とされ続けていた事例が多数報告されています。NTTのシステム上、ソフトウェアの稼働状況と月額課金システムは連動しておらず、利用者が所定の解約窓口で手続きを完了させない限り、データ通信の有無に関わらず課金メーターは回り続けます。
また、開発元であるトレンドマイクロ社の公式サイトから解約を試みるユーザーも散見されますが、本件はNTTが提供するフレッツ光の付帯サービスであるため、メーカー側では契約情報の照会すら行えません。契約の管理主体がNTT東日本・西日本にある点を明確に認識することが、トラブル解決の第一歩です。