退職金がない会社に勤めているからといって、老後破産を恐れる必要はまったくない。退職金という制度が存在しないのであれば、それ以上の運用利回りと圧倒的な税制メリットを誇る「自分専用の私的年金」を自前で構築すればよいのだ。
そのための強力な手段が、iDeCo(個人型確定拠出年金)と新NISAのフル活用である。とりわけiDeCo(個人型確定拠出年金)は、拠出時の全額所得控除、運用益の非課税、受取時の退職所得控除(または公的年金等控除)という、驚異的な3重の節税効果を備えている。会社の退職給付に依存せずとも、自分で積み立てることで「非課税枠を活用した自家製退職金」を作り出すことが可能なのだ。