大手事務所であるJYPエンターテインメント(JYP Entertainment)に所属しながら、グループ結成の経緯から楽曲制作に至るまで、前例のないほどの自主性を与えられたStray Kids。これは、徹底した管理とトレーニングを主流としてきた韓国音楽産業(Korean Music Industry)における大きなパラダイムシフトを意味していた。
事務所とアーティストの強固な信頼関係が、商業的成功とクリエイティブな自由度という、時に相反する二つの要素を見事に両立させた。自分たちの弱さや迷いをも隠さずさらけ出す彼らの楽曲構造は、定型化されがちだったポップミュージックのあり方に一石を投じ、業界全体の新たなスタンダードを構築しつつある。