わいせつの法的定義とは?不同同意罪と公然わいせつの境界線を解説

わいせつの法的定義とは?不同同意罪と公然わいせつの境界線を解説

わいせつの法的定義とは?不同同意罪と公然わいせつの境界線を解説の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

実生活において混同されやすいのが、「セクシャルハラスメント(セクハラ)」と「刑事上のわいせつ罪」の境界線です。両者の最大の違いは、法的な責任の追及ルートと行為の悪質性にあります。

セクハラは主に労働法や民法上の不法行為(民法709条)に関わる概念であり、民事上の損害賠償請求や社内処分(懲戒解雇など)の対象となります。性的な発言、不適切な執拗な誘い、不快感を与える視線などがこれに該当します。

対してわいせつ罪は、国家が刑罰を科す刑事犯罪です。典型的な境界線は「意に反する直接的な身体接触を伴うかどうか」にあります。

刑事上の「不同同意わいせつ行為」に該当する代表的な具体例は以下の通りです。

  • 同意なく他者の胸、尻、性器などのプライベートパーツに直接または着衣越しに触れる
  • 無理やり抱きついたり、強引にキスをする
  • 相手の手を取って自分の下半身や性器を触らせる
  • 電車内や混雑した場所での痴漢行為(各都道府県の迷惑防止条例違反または刑法176条)

「スキンシップのつもりだった」「好意を持たれていると勘違いした」という主観的な言い分は通用せず、客観的に被害者の明確な同意がない接触が行われた時点で、不同同意わいせつ罪が成立します。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。