厳重な規制が敷かれる一方で、立ち入りが許可されている安全な護岸エリアや外郭堤防の手前側では、今シーズンも目を見張る素晴らしい釣果が記録されている。春先の好調を牽引しているのは、50センチを超える立派なサワラや、丸々と太ったブリクラスの青物だ。朝マズメのわずか1時間で数釣りが楽しめる日も少なくない。
安全な足場から大物を引きずり出す極意は、仕掛けの遠投性と潮流のヨレを見極める眼力にある。無理にテトラに足を踏み入れる必要はない。飛距離の出るメタルジグや重めのショアジギング用プラグを駆使し、潮目へダイレクトに打ち込むことで、安全柵の内側からでもメーター級の青物や大型クロダイ、座布団クラスのヒラメが十分に狙える。命の危険を冒さずとも、確かな技術があれば圧巻の成果を手にできるのだ。