国内のラグビーファンに向けて試合の熱狂を伝えるJ SPORTSの放映中継でも、今季のスピアーズの変革ぶりは大きなテーマとして取り上げられている。専門解説者たちは、単なる力押しからの脱却と、選手一人ひとりの戦術理解度の高さに驚きを隠さない。ボールを保持した際の選択肢が増えたことで、相手守備陣は予測を絞り込めなくなっているのだ。
「今季のスピアーズは隙がない」。解説陣がそう評価する背景には、スターティングメンバーだけでなくリザーブメンバーが入った後もプレーの精度が落ちないチーム全体の底上げがある。試合終了のホイッスルが鳴るまで衰えない運動量と高い集中力は、他クラブにとっても最大の脅威として警戒されている。