日韓合意以降も両国の摩擦要因として残り続けているのが、慰安婦像(平和の少女像)の設置問題です。
発端となったのは、ソウルの日本大使館前に設置された銅像です。日本側はウィーン条約が定める公館の威厳維持の観点から撤去を強く求めていますが、市民団体主導の設置であることなどを理由に移転は実現していません。
さらに問題は米国のグレンデール市やサンフランシスコ市、ドイツのベルリン・ミッテ区など、海外都市へも飛び火しました。設置を推進する韓国系市民団体と、歴史認識の偏向やコミュニティの分断を懸念する日本側との間で激しい論争が繰り広げられており、地方議会や法廷を巻き込んだ国際的な外交課題となっています。