1993年、原宿の路上ライブや渋谷の劇場からスタートしたロンドンブーツ1号2号の結成経緯を振り返ると、彼らは常に「既存の芸人枠に収まらないスタイル」で時代を切り拓いてきました。派手な髪色とロックテイストの衣装で若者のカリスマとなった平成初期から30年以上が経過した今、彼らは「コンビの終着点」においても新しい先例を作っています。
SNSやオンラインコミュニティにおけるファンの反応を検証すると、現在の距離感に対して好意的な意見が圧倒的多数を占めています。
「昔みたいにバラエティでガンガン攻めるロンブーも好きだったけれど、淳が知的な分野で活躍し、亮がYouTubeで本当に楽しそうに旧車に乗っている今の姿を見る方が安心する」
「解散という極端な道を選ばず、お互いにリスペクトを持ちながら別々の場所で輝いているのは、現代の40代・50代の人間関係の理想形だと思う」
かつての日本のお笑い界では、コンビの片方が事務所を移籍したりフリーになったりした場合、解散に至るケースがほとんどでした。しかし、ロンドンブーツ1号2号が示した「所属が違っても、仕事内容が違っても、コンビ名は解散しない」という選択肢は、後輩芸人たちにとっても極めて大きなロールモデルとなっています。