車窓から雄大な富士山の姿を堪能したいなら、座席指定の法則を頭に叩き込んでおきたい。東京から新大阪・博多方面へ向かう「下り」、そして東京へ戻る「上り」のどちらに乗車する場合でも、富士山が視界に広がるのは山側の窓側座席である。普通車であれば2人掛けシートの窓側である「E席」、グリーン車であれば「D席」がその特等席となる。
対する3人掛けシートの窓側「A席」は海側の座席だ。太平洋の水平線や相模湾、浜名湖の水面を眺めながら旅情に浸りたいならA席がベストな選択となる。富士山を綺麗に捉えられるタイミングは、東京駅を出発してからおよそ40分〜45分後(新富士駅の通過前後)。晴天の日にE席から望む景色は息を呑む美しさであり、旅の記憶に深く刻まれるはずだ。