大久保病院の大きな特徴の一つが、外国人患者に対する手厚い受け入れ体制だ。新宿区は日本で最も外国人住民比率が高い自治体の一つであり、来院する患者の国籍や言語は多岐にわたる。かつては言葉の壁による診察の遅れや意思疎通の難しさが課題とされていた。
2026年現在の現場では、医療通訳ボランティアの常駐に加え、リアルタイムで正確な症状を翻訳する医療特化型AI通訳システムの導入が完了している。英語、中国語、韓国語はもちろん、ベトナム語やネパール語など多種多様な言語に対応。問診から同意書の作成、薬の服薬指導に至るまで、患者が安心して医療を受けられる環境が構築されている。