この問題が大きく表面化したきっかけは、SNS上での当事者たちの発信だった。X(旧Twitter)では、「夜中に洗面台の水滴をティッシュで拭き取らされた」「先生が懐中電灯でシンクを照らしてチェックされた」といった元生徒たちの体験談が相次いで投稿され、大炎上を巻き起こした。
さらに、こうした声を取り上げたYahoo!ニュースのコメント欄には、現役の保護者や教員からも多角的な論述が集まった。保護者からは「そこまでさせるのは教育ではなく軍隊のような管理だ」という怒りの声が上がる一方で、教員経験者からは「宿からクレームが来ると来年度の予約が取れなくなるため、厳しくせざるを得ない」といった悲痛な本音が寄せられている。
デジタル時代において、ブラックボックス化していた学校行事の内実が可視化されたことで、世間の「当たり前」とのズレが浮き彫りになった格好だ。