大規模な自然災害が勃発した際、命の優先順位を見極め医療資源を効率的に分配する司令塔機能は極めて重要だ。同院では広域災害救急医療情報システム (EMIS)を活用し、被災した医療機関の状況や搬送可否に関するデータを即座に共有する。混乱が予想される災害時においても、デジタルネットワークを通じた的確な情報共有が迅速な救護活動を可能にする。
急患対応のみならず、母子医療の分野でも確固たる信頼を築いてきた。地域周産期母子医療センター事業の指定を受け、ハイリスク妊娠や新生児の緊急搬送に24時間態勢で対応している。名誉院長を務める牧野憲一氏をはじめとする歴代の医療陣が培った「生命を繋ぐ」志は、最新の新生児集中治療室(NICU)や産科の現場にしっかりと受け継がれている。