いまや世界的な評価を得る彼だが、その原点は高校の同級生であるロッシーと結成した「野性爆弾」にある。1994年のコンビ結成以来、吉本興業のオーディションを勝ち上がり、若手時代からお笑いマニアの期待を一身に集めていた。しかし、あまりにも尖りすぎた芸風は万人受けとは程遠く、長年にわたりブレイクの足踏みを余儀なくされた。
どれほど周囲から「売れない」と揶揄されようとも、相方のロッシーは彼の才能を一切疑わず、その独特すぎるワールドを温かく受け止め続けた。川島邦裕という本名から「くっきー!」へと改名した背景にも、コンビとしての生き残りをかけた模索と、自身の表現に対する譲れないこだわりが詰まっている。