車列の移動に伴い、最も大きな影響を受けているのが首都高速道路のネットワークです。要人警護における交通規制は、一般に知られている工事による計画規制とは大きく異なり、車列の現在地に応じてインターチェンジやジャンクションを一時的に閉鎖するローリング規制(動的遮断方式)が採用されます。
今回の移動ルートに伴い、特に以下の路線で一時的な通行止めや合流制限が発生しています。
・首都高1号羽田線〜都心環状線(C1):空港リムジン動線に伴う突発的流入制限
・首都高11号台場線(レインボーブリッジ):代替・予備ルート確保に伴う警戒強化
・首都高4号新宿線・3号渋谷線:都心部ホテルおよび会談場への接続ランプの一時封鎖
・一般道:霞が関、永田町、外苑東通り、六本木通り周辺の主要交差点における一時的な全方向赤信号規制
この動的規制により、首都高から弾き出された大型車や一般車両が周辺幹線道路(国道15号第一京浜や環七・環八通り)へ流入。X(旧Twitter)などのSNSでは「首都高の入口が直前で閉鎖されて動かない」「永田町周辺で信号が15分近く赤のまま車列を待たされた」といった投稿が相次ぎ、平日都内の渋滞悪化に対する悲鳴が広がっています。リアルタイムの運行状況を把握せずに出発した商用バンや物流トラックが長時間の足止めを余儀なくされる場面が見受けられます。