島の最北端に位置する伊王島灯台展望台は、歴史の深みと自然の美しさが融合した九州屈指の絶景・観光名所である。ここにそびえる白い灯台は、日本の「灯台の父」と称される英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンによって設計された。明治初期に建てられた無開口鉄造灯台の歴史的背景を感じながら散策できるのが大きな魅力だ。
灯台に隣接する展望スペースからは、はるか彼方に広がる東シナ海を一望できる。荒波が打ち寄せる断崖絶壁と、真っ白な灯台のコントラストは力強く美しく、多くのフォトグラファーを魅了してやまない。白亜の塔と青い海の対比を眺めていると、かつてこの海を航行した船人たちの歴史に思いを馳せずにはいられない。