家庭の充実と並行して、個々のアーティスト活動も衰えを見せない。木村拓哉は50代を迎えてなお、大型ドラマや映画の主演として第一線を走り続けている。年齢を重ねたからこそ出せる渋みや人間味溢れる役柄は、かつての「カリスマアイドル」から「本格派名優」への脱皮を確かなものにした。
一方の工藤静香も、歌手活動35周年を超えてなお精力的な全国ツアーやアルバムリリースを重ねている。その歌声は力強さを増し、セルフプロデュース力に長けたステージングは往年のファンだけでなく、昭和・平成ポップスを再評価する若い世代や海外の音楽ファンをも魅了している。互いが独立した表現者として刺激し合い、高め合っている姿がそこにはある。