2000年1月、史上最多となる35,415人の応募者が殺到した第5回「東宝シンデレラオーディション」。当時わずか12歳、小学6年生の冬から中学進学を目前に控えていた長澤まさみが、見事に最年少でグランプリを獲得した。審査員たちを驚嘆させたのは、圧倒的なスタイルの良さと、飾り気のない透明感あふれる笑顔だった。老舗大手プロダクションである東宝芸能への所属が決まった瞬間から、彼女の運命の歯車は一気に加速していく。
実は、オーディションに応募したきっかけは母親の知人からの勧めだったという。本人も「まさか自分が受かるはずがない」と半信半疑のまま東京での最終審査に臨んでいた。しかし、いざステージに立つと持ち前の堂々とした立ち振る舞いを見せ、満場一致で栄冠を手にしたのだった。