そもそも、科学的な視点から見ると、アルコールの分解能力は遺伝子によってほぼ決定されています。特に日本人は、アセトアルデヒドを分解する酵素(ALDH2)の働きが弱い人が約半数を占めると言われています。つまり、どんなに努力しても、体質的に「強く」なれない人が多いのです。
医学的な基準では、純アルコール量にして1日平均20g程度(ビール中瓶1本、または日本酒1合)が適量とされています。これを超えても顔色一つ変えずに飲み続けられる女性は、確かに「強い」と分類されますが、それは同時に、アルコール依存症や生活習慣病のリスクと隣り合わせであることも意味しています。