2009年の入所から現在に至るまで、中村嶺亜の歩んだ道のりは決して平坦ではありませんでした。華々しいスタートダッシュと、その後に訪れた長い模索期間を振り返ります。
1. 入所直後の大抜擢:スノープリンス合唱団と紅白歌合戦出場(2009年)
入所からわずか数ヶ月後、映画主題歌のために結成された限定ユニット「スノープリンス合唱団」のメンバーに選出。CDデビューを飾り、同年の『NHK紅白歌合戦』の企画コーナーにも出演を果たしました。小学生にして国民的番組のステージを踏むというエリート街道を歩み始めます。
2. グループ解体とバックダンサー時代(2010年〜2017年)
しかし、ユニットの期間限定活動が終了した後は、メンバーの入れ替わりや様々な非公式ユニット(Sexy ZoneのバックダンサーやClassmate Jなど)への配置転換が続きます。同期や後輩が次々とCDデビューを決めていく中、グループに所属できない不安と葛藤の日々が数年間続きました。
3. 2018年「7 MEN 侍」の結成とバンドスタイルの確立
大きな転機となったのは2018年4月。ジャニー喜多川氏から「バンドとスケボーができるグループを作る」と告げられ、「7 MEN 侍(セブンメンさむらい)」が結成されます。中村嶺亜はセンター兼メインボーカル、ギター担当に就任。長年培ったスケートボードの技術と、美術大学で磨いたセンスを融合させ、グループのアイデンティティを確立しました。
💡 編集部メモ:驚異的な継続力ジュニア歴が15年を超えるケースは芸能界全体を見渡しても極めて稀です。中村嶺亜は「辞めたいと思ったことは一度もない。アイドルという仕事が好きだし、ファンの前に立つことが生きがいだから」と公言しており、そのブレないプロ意識が熱狂的な支持を集める最大の要因です。