自動ドアが人を感知してスムーズに開閉する背景には、シンプルながら洗練されたシステムが存在します。自作を始める前に、まずは自動ドア仕組み原理の核となる3大要素を押さえておきましょう。
第1の要素が「センサー(検知部)」です。一般的な商業施設では、人から放射される赤外線の変化を捉えるパッシブインフラレッド(PIR)センサーや、電波を照射して反射波のドップラー効果を測るマイクロ波センサーが活躍しています。これにより、人がドアの開閉エリアに進入した事実を電気信号へ変換します。
第2の要素が「コントローラー(制御部)」、そして第3が「モーター・駆動機構(作動部)」です。コントローラーはセンサーから信号を受け取ると、自動ドアモーター設計に基づき、モーターへ回転指令を出します。モーターの回転力はタイミングベルトや減速ギアを介してドアパネルへ伝わり、滑らかな横スライド運動を生み出す仕組みです。ドアが開ききった後はタイマーによって一定時間停止し、安全を確認した上で逆回転して閉まります。