近年の冬は、かつてのような「毎日一様に寒い」という気候ではない。暖冬傾向と突発的な寒波が交互に押し寄せる2026年は、アウターの概念そのものが変化している。その筆頭が、薄手で軽量なインナーダウンの日常化だ。
かつてはコートの下に忍ばせる脇役だったインナーダウンだが、今や秋口から春先まで使える万能アウターとして主役に躍り出た。これにより、「何度からダウンを着るか」という問いに対する答えも、「ライトダウンなら15度から、本格的なヘビーダウンは8度以下から」という二極化が進んでいる。ライフスタイルや移動手段(車移動が多いか、徒歩が多いか)によっても、この基準は柔軟にカスタマイズされるべきだろう。