入学当初から大器と評されていた織田だが、現在に至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。下級生時代にぶつかった制球のバラつきや、試合後半でのスタミナ切れという課題。それらを克服するために彼が取り組んだのが、徹底的なフォームの見直しと肉体改造だった。
冬場のトレーニング期を通じて体幹を極限まで鍛え上げ、下半身主導のブレないフォームを手に入れた。結果として、リリースポイントが安定し、終盤まで球威を落とすことなく投げ抜くスタミナを爆発的に向上させることに成功。球速の数字以上に、ボールそのものの「質」が劇的に進化させた背景には、妥協を許さない日々の地道な取り組みが存在する。