2018年のスポーツシーンは、世界の頂点に挑み続けた日本人アスリートの覚悟と卓越した実力が結実したシーズンでした。
2月に開催された平昌オリンピックでは、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手が右足首の大怪我を乗り越えて圧巻の演技を披露。66年ぶりとなる五輪連覇を果たし、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得したワンツーフィニッシュは国民の胸を熱くしました。スピードスケート女子500mでは小平奈緒選手がオリンピック新記録で金メダルに輝き、ライバルである韓国の李相花選手とリンク上で抱き合って互いを称え合った姿は、国境を越えた真のスポーツマンシップとして世界的な称賛を集めました。
さらに、カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが銅メダルを獲得。競技中のハーフタイムに地元・北海道北見市のスイーツなどを笑顔で食べる「もぐもぐタイム」や、柔らかい北海道弁の「そだねー」が同年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれるなど、一大カルチャー旋風を巻き起こしました。
初夏のFIFAワールドカップ ロシア大会では、大会開幕直前の監督交代劇により下馬評が極めて低かった西野朗監督率いる日本代表が、初戦で強豪コロンビアを2-1で撃破。乾貴士選手や大迫勇也選手の活躍などで決勝トーナメントに進出し、優勝候補ベルギーを相手に一時は2点を先行して世界を震撼させる死闘を繰り広げました。
海の向こうのメジャーリーグでは、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手が本格的な二刀流に挑戦。投げては4勝・防御率3.31、打っては22本塁打・打率.285という歴史的な数値を叩き出し、日本人としては2001年のイチロー選手以来17年ぶりとなるア・リーグ新人王を満票に近い得票(1位票30人中25票)で獲得し、世界を驚愕させました。