このムーブメントの原点を辿ると、深夜のローカルラジオや個人の音声配信プラットフォームに行き着く。メジャーな地上波テレビでは放送しきれないような、エッジの効いたトークとリスナーとの濃厚なやり取り。それが口コミでじわじわと広がり、コアなファンコミュニティを形成していった。
配信から劇場、そして大手動画プラットフォームへと主戦場を移しながらも、初期からのアングラ感と密室的な連帯感は失われていない。「自分たちだけが知っている面白いもの」という共有感覚が、ファンの所有欲と拡散欲求を強力に刺激しているのだ。