ベネッセの在宅採点業務は、大きく分けると「小学生〜高校生向けの進研ゼミ教材」と「高校生・中学生向けの進研模試」の2系統に分かれています。どちらに配属されるかによって、業務の性質や求められるスキルが大きく変化します。
進研ゼミ採点スタッフは、月ごとの提出課題や実力テストの添削・採点が中心です。赤ペン先生のような丁寧な学習指導・手書きメッセージを伴う形式から、デジタル上での正誤判定まで幅広く、受講生のやる気を引き出す温かい指導視点が重視されます。小中学生向けが中心となるため、難問の解法力よりも丁寧さや教育的配慮が求められる現場です。
一方、進研模試などの学力テスト採点では、専用のCR採点システム(Computer Rating System)を活用し、デジタルスキャンされた特定の設問(1問〜数問の同一設問)のみを短期間で大量に処理していく分業スタイルが採られます。全国数十万人規模の受験生データを扱うため、極めて厳格な客観性とスピードが要求されます。大学受験レベルの記述採点に対応できる教科力を持つ人材は重宝され、割り当てられる作業量も多くなる傾向があります。