日本テレビの土曜9時枠は、当時ドラマ界の最前線を走っていた。前年に大ヒットを記録した『金田一少年の事件簿』の成功を受け、同枠の路線をさらに推し進める形で制作されたのが本作である。
学園サスペンスの枠組みをベースにしつつ、怪奇現象やオカルトホラーの要素を色濃く取り入れた演出スタイルは、当時の青少年層を熱狂させた。学校という閉ざされた日常の場に突如として侵入してくる非日常の恐怖。死体損壊やグロテスクな描写にも容赦なく踏み込んだ映像づくりは、現在の地上波放送では考えられないほどの熱量と尖った冒険心に満ちていた。