かつて居酒屋といえば、スーツ姿の男性客が中心というイメージが定着していた。しかし現在、その店内の風景はガラリと変化している。レトロなインテリアや、どこか懐かしい昭和の雰囲気が、Z世代にとっては「エモくて新鮮な体験」として映り、SNSを中心に一気に口コミが拡散した。
ガイドブックには載っていないローカルな居酒屋体験を求める外国人観光客の姿も急増中だ。メニューの多言語化や分かりやすい注文システムなどのアップデートも相まって、国籍や年代を超えた多様な人々が同じ空間でグラスを交わす、開かれた場所へと進化を遂げている。