セイバーメトリクスの観点から見ても、今回の対決には興味深いデータが揃っている。ブレーブスの打球初速(バレル率)はリーグトップクラスを維持しており、野手の頭上を越える打球を連発する再現性の高さが証明されている。対戦相手としては、いかに内野ゴロを打たせる配球を徹底できるかが防衛線となる。
メッツ側で注目すべきは、ハイレバレッジ(緊迫した場面)におけるブルペン陣の奪三振率だ。ランナーを置いた状態での得点圏被打率は極めて低く、勝負どころでのギアの上げ方は目を見張るものがある。終盤7回以降の継投策がどちらに転ぶかが、勝敗の分かれ目となるのは確実だ。