世界中の愛犬家から「ジェントル・ジャイアント(優しい巨人)」と称される英国ゴールデンレトリバーは、アメリカ系に比べて落ち着きがあり、物静かで思慮深い性格の個体が多いと評されます。家族に対する深い忠誠心と愛情を持ち、小さな子どもや他のペットに対しても高い寛容さを見せることが知られています。
ただし、「最初から手のかからないおとなしい犬」と過信するのは早計です。生後2歳から3歳頃までは、大型犬ならではの有り余る好奇心とパワフルなエネルギーを発散させる必要があります。特に作業欲求や回収本能(レトリーブ欲求)が強く、退屈や運動不足に陥ると家具の破壊行動や無駄吠えにつながるケースもあります。
知能指数が極めて高いため、家族の指示や感情を敏感に察知する能力に長けています。力で押さえつけるような威圧的トレーニングではなく、正しい行動を褒めて伸ばす陽性強化(ポジティブ・リインフォースメント)を実践することで、持ち前の高い協調性を存分に引き出すことができます。