彼の歩んできた軌跡を振り返ると、常に日本の期待をその背中に背負い続けてきた歴史が見えてくる。アマチュア時代、日本スケート連盟の強化選手として数々の国際大会で実績を積み重ね、2014年ソチ、2018年平昌とオリンピック2大会連続の金メダルを獲得。男子シングル界の頂点に君臨し続けた。
その長きにわたる挑戦を長年支え続けたのが、スポンサー契約を結んでいた全日本空輸(ANA)だった。ANAのロゴを胸に世界中を転戦し、度重なるケガやプレッシャーと戦う姿は、多くの人々に勇気を与えた。プロ転向後もその信頼関係は続き、一アスリートの枠を超えた社会的影響力を築き上げたのだった。